鳥取県文化振興財団情報誌【アルテ】

7
2014July

鳥取県芸術家百華Vol.62 ピアニスト 清末純子さん、ボーカリスト加藤まみこさん

ジャズとの出逢い

清末さん:私はピアノを3歳から始め、大人になってからも、趣味でピアノ(クラシック、ポップス)は続けていました。ジャズに出会ったきっかけは、アフターアワーズ*1で菊池ひみこさん*2のライブを観たことですね。大学時代に、ゼミの先生からジャズを勧められたこともあったのですが、おじさまが聴く音楽に感じてしまい、あまり好きにはなりませんでした。でも、生でライブを聴いてからはCDを聴いたり、レッスンを受けたりしてジャズにどんどん引き込まれていきました。

加藤さん:私は中学生の時にエレキギターを始め、当時流行っていた女の子ロックバンドに憧れてバンドもしていました。高校時代に組んだバンドで初めてヴォーカルを担当することになり、出場した大会で優勝してしまいました。その時に審査員をしていたプロジャズミュージシャンに「君の声はおもしろいね。ジャズを歌ってみたらどうかな?」と勧められたことがジャズを始めるきっかけでした。実は両親もジャズが好きで、それまでに聴く機会があり、かっこいいなと思っていたので、ジャズを勧められた時は嬉しかったですね。

現在の活動のご様子を教えてください

清末さん:加藤さんとのデュオやベース・ドラムとのピアノトリオ、管楽器の方たちとのジャズセッションなど。ジャズピアノのレッスンもしています。

加藤さん:「音楽日和-ライブフェスティバル鳥取」(鳥取音楽座主催)には、清末さんと一緒に、近年連続して出演していますし、そのほかにイベントやレストランなど依頼いただいた時に出演しています。定期的なふたりの活動としては、鳥取市内のカフェで、お客さんから事前にいただいたリクエスト曲を演奏するライブを行っていますよ。それから、私はハワイアンバンドもやっています。秋のイベントに、フラダンスのバックバンドとして出演する予定です。

*1 鳥取市内のライヴ・パブ&レストラン。 *2 鳥取市在住のジャズピアニスト。作曲家・編曲家。プロとしての自身の演奏活動のほかに、ジャズ・フェスティバル「鳥取ジャズ」の実行委員長を務めるなど、ジャズの普及活動や音楽文化の振興に精力的に取り組んでいる。

第22期定期演奏会の様子

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