鳥取オペラ協会・韓国江原道音楽協会交流事業

RAKUGOPERAこうもりの公演を終わって

　鳥取オペラ協会では、平成22年に江原道を訪問し、オペラ「電話」公演で交流を果たしました。
　今年は江原道音楽協会の皆様をお招きし、「RAKUGOPERAこうもり」の中に参加していただく企画で公演いたしました。落語家による物語のつなぎが好評で、とても楽しめたとの賛辞をたくさんいただきました。「ラクゴペラ」と銘打っての公演は、演出にも工夫が凝らされ、まるで吉本新喜劇のノリで、抱腹転倒し笑いの渦がわきあがりました。音楽的にも一定水準をクリア出来たのではと思います。そして、何よりもエキサイティングだったのは、江原道からお出でいただいたソリストの皆様がとんでもなく素晴らしかったことです。
　鳥取オペラ協会にとって、たいへん有意義な体験になったと、今後の交流に期待と希望を抱きました。

人気声優のワークショップ開催

　鳥取県演劇連盟は９月１７日、倉吉市駄経寺町の倉吉未来中心で、人気声優を講師とした「西墻由香声優ワークショップ」を開催。声優を目指す中高生など３６人の県民が受講しました。
　鳥取出身の西墻さんは、人気アニメ「イナズマイレブン」の風丸一郎太役として、小学生から若い女性を中心に人気が高く、声優をしながら演劇も行っています。
　当日は、役者や声優に必要な意識の分散を訓練するゲームのほか、実際にマイクの前で全員が台本を読んで録音。西墻さんは受講者一人ひとりに具体的なアドバイスをしました。
　また、高校時代から同連盟加盟劇団に所属して演劇をしていたことや声優の現場の様子を紹介。受講者は目を輝かせて聞いていました。

日舞長月をどり

　今年の暑さは格別でしたね。この暑い中、日本舞踊連盟、連合の長月をどり(9月29日)に向けての稽古は教える方も習う方も大変厳しいものでした。各社中の発表と「夏休み体験教室」と2ヶ月余りでの舞台は少し強引と反省しています。
　「育成事業」の古典と新しい音曲との対比、また「おもしろおどりの話」ではお客様に足を踏みならす体験で、体をほぐしていただけたと思います。来年もどんなことが出来ますか、毎年少しずつでも工夫をこらして催したいと思いますので、どうぞおでかけくださいますように！

第１９回鳥取県シティバンドフェスティバル 吹奏楽の祭典

　９月３０日（日）、鳥取県吹奏楽連盟に加盟する大学・一般の吹奏楽団のうち９団体が参加し、米子市文化ホール・メインホールで第19回鳥取県シティバンドフェスティバル～吹奏楽の祭典～を開催しました。
　台風予報の中での開催でしたが、各団体の個性を十分に発揮した演奏、参加者有志約８０名によるダイナミックな合同演奏で、外の荒天を忘れさせるようなひとときが過ごせました。特に、プロの演奏家で構成されたＨ・Ｇ・Ｑトロンボーン四重奏団によるゲストステージでは親しみやすい曲を中心とした美しいアンサンブル演奏を聴くことができ、心が温まる思いでした。

創立２０周年記念

和太鼓ふるさとの響き２０１２

　去る10月6日（土）、鳥取市民会館大ホールにおいて「鳥取県和太鼓連盟コンサート、『和太鼓ふるさとの響２０１２』」がにぎやかに開催されました。
　今回は創立２０周年記念コンサートということで、県和太鼓連盟加盟団体７チームのほか、ゲストとして東部から「鳥取城北高等学校書道部」、「浜村ミュージックメイツ ポコ・ア・ポコ」、中部より「関金さいとりさし保存会」の皆さん、そして西部からは「米子がいな万灯振興会子ども万灯」の子どもたちに出演していただきました。さすがに、東・中・西を代表する郷土芸能だけあって太鼓演奏の合間合間に見せる演奏演技は名人芸そのものでした。もちろん、私たち県連和太鼓団体もそれぞれの特色を思い切り出しきりました。
　地元の新しい伝統をしっかり受け継いだチームあり、女性らしさを強調した艶やかな太鼓、そして所作と音が一体となった迫力ある演奏、なかでも書道パフォーマンスと大太鼓の一人打ちのコラボレーションで始まったオープニングは圧巻で、会場から大きな拍手をいただきました。
　最後に、出演者全員がステージに揃うとお客様からより一層の拍手をいただいて幕が下りました。
　来年（２５年度）は中部で開催する予定です。まだ和太鼓を聞いたことのない皆さん、是非、和太鼓のコンサート会場に足を運んで体感してください。

音楽日和Vol.14

ライブフェスティバル鳥取

　10月8日（月、祝）とりぎん文化会館小ホールにおいて、鳥取音楽座主催の音楽日和Vol.14～ライブフェスティバル鳥取～を文化団体連合会加盟団体助成事業として開催しました。このイベントは1999年より毎年1回開催していて今年で１４回目となります。出演から企画や運営に至るまで自らの手で行っており、今回の出演バンドは社会人７組、大学生１組、事前に行われたヤングミュージックバトル2012で選出された２組の合計１０組が出演。中高校生から５０代のバンドまで、ジャンルもジャズ、ロック、フォーク、ポップス、ファンクと多岐にわたり、県内のアマチュアバンドの集合体である鳥取音楽座ならではのコンサートとなりました。ラストでは鳥取では珍しく観客総立ちのにぎやかさで、来年の１５周年に向けて勢いがつくものとなりました。