第1回目となる今回は【ピアノ部門】において最優秀賞を山川智馨さん、【弦楽器部門】においては、最優秀賞を竹田詩織さん、優秀賞を棚橋恭子さんがそれぞれ受賞されました。
　公開審査の当日は聴衆の皆様に見守られながら、ピアノ部門6名、弦楽器部門2名の参加者たちは、日頃の練習の成果を存分に発揮。審査発表後に行われた審査員の先生方との交流茶話会においては、それぞれの参加者の演奏についてのアドバイスや心構え、そしてプロとして活躍なさっている先生方の熱い思いを聞くことができました。結果として、今回は受賞には至らなかった参加者の方たちにとっても、オーディションにおいての経験の一つひとつが、今後の個々の音楽活動の糧となってくれることを切に願うばかりです。
　受賞された3名の方々には、今後リサイタルの開催の助成や、アートマネジメントを学ぶ機会の提供、スキルアップ・レベルアップのためのレッスンなど技術研鑽の機会を提供してまいります。どうぞ地元出身のアーティスト達の活躍を今後も見守っていただき、ご支持していただけますよう、よろしくお願いします。