10
October
2010
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2006年の英レスター大学の調査による「世界の幸福度ランキング」で日本は178位中90位でした。2010年1月の段階でGDP(国内総生産)が世界2位である日本のこの結果は、モノの豊かさが必ずしも幸福に繋がるわけではないと考えることもできます。 おいしいものを食べたとき、楽しい出来事があったとき、幸せな経験をしたときに多くの人は笑い、笑顔になります。幸せは笑いや笑顔を運んできます。逆に、笑いや笑顔が幸せを呼び込むこともあるのではないでしょうか。 何も考えずに、口角を上げてみてください。少し明るい気分になった方がいらっしゃると思います。脳内ホルモンであるセロトニンが不足すると気分が沈みがちになり、ストレスを感じやすくなると言われています。そのセロトニンを多く分泌させるための方法のひとつに笑うことが挙げられるそうです。実は口角を上げるだけでもセロトニンの分泌量が増えると言われています。これは口角を上げることで脳が、笑っている、楽しい気分でいると勘違いをしてセロトニンを分泌します。また、「笑う」という行為は免疫力を高める効果があるということも医学的に証明されています。 |
600年もの歴史がある狂言の「笑い」についてご紹介します。 |