新会長就任!!
県文連では5月24日の定例理事会で会長に須崎俊雄氏が就任しました。
感動、感激、そして感謝
鳥取県文化団体連合会会長 須崎俊雄
秋は文化芸術でにぎわう。表現する人も鑑賞する人もあわただしい。鳥取県文化団体連合会(県文連)もせわしない。会員同士の交流や情報交換をすすめながら時代のダイナミズムや美のかたちを追求する。地域の伝統芸能に新しい志をそそぐ。
生きるかぎり楽しくありたい。満ち足りた気持ちで過ごしたい。みんなの願いだ。
県文連は芸術にその活路をひらく連合体である。そして思う。芸術こそ人生を楽しく豊かにする最高の《遊び心》ではないか、と。
「わったいな(お見事)、ワクワクする」
「まんちゃら(無茶)みたいだけど、この人の思いが胸にこたえるわ」
鑑賞者は作品に自分の感情をかさね、表現者との一体感を築きあげる。作品から元気や励ましをもらう。深い思索に導かれることもある。こうして芸術は《生きる力》となる。
「だんだん(ありがとう)」
感動と感激と感謝。県文連はこの三つの関係を大切に、きょうも急ぎ足になる。
報告!
黒田亜樹先生ピアノ公開レッスン
鳥取県ピアノ指導者協会
2010年5月30日、倉吉未来中心リハーサル室において、黒田亜樹先生によるピアノ公開レッスンを開講いたしました。受講生は小学校低学年から中学生までの5名、50名の聴講生とともに、2時間、ピアノについて学びました。
小さな子どもにもわかりやすい言葉と表現でお話を進められて、具体的なピアノ練習方法や音の出し方がわかりやすく、お話も楽しかったと好評でした。
目先のことにとらわれないで、時間をかけていく「土作り」が大切だと説かれたお話が、殊に印象的でした。
鳥取県謡曲連合会 観世流の活動
鳥取県謡曲連合会 会長 田中 宏
米子・倉吉・鳥取の地区、観世流・宝生流・喜多流の流派、能楽囃子そして狂言と、県域に広がる鳥取県謡曲連合会の活動である。
日ごろの稽古の成果は、毎年、県文連主催事業に参加し発表している。
「観世流鳥取青嵐会」は月一回程度、京都より川村栄重先生を招き稽古している。
地区の全てを総合する「久松会」では正月と七月の年二回の発表会を行い、その昔江戸時代と変わらぬ人情の機微の表現を勉強しており、近年では、郡部の古民家等を会場に開催している。
また、小・中学校を訪れ「能楽ワークショップ」を行い、将来の能楽ファンとなるべく児童・生徒にアピールしている。
「第12回鳥取県写真家連盟合同写真展・写真教室」を開催!
鳥取県写真家連盟事務局 坂田恭介
第12回を迎える鳥取県写真家連盟合同写真展は、5月7日から14日の7日間、県立博物館で開催し、連盟に所属する24団体の会員が、それぞれの視点で撮影したバラエティーに富んだ作品250点を展示。また、開催期間中の8日には、とりぎん文化会館において写真家・蜂須賀秀紀先生をお招きし、県民の皆さんを対象にした写真教室「写真の基本を見直そう」を開催し、両イベントとも、県内外の写真愛好家に多数ご来場いただいた。
今後も、当連盟では写真芸術の向上と将来への継承、そして写真を通じた鳥取県の文化振興に貢献していきます。
興味のある方はぜひご参加ください。
芸術たしなみ講座
「仰天 荒木又右衛門」講演会
講師 小林一夫 荒木又右衛門遺品館館長
と き/平成22年6月20日(日)13時〜14時30分
会 場/鳥取市文化センター大会議室
参加人数/94名
鳥取楽に荒木又右衛門が登場して3年目。鳥取人でありながら実際のところ、よく理解できていない方も結構いらっしゃるのではないか。
鳥取の誇るべき荒木又右衛門を再認識…大人の出前講座を荒木又右衛門遺品館館長小林一夫さんならではの仰天事件のお話しや、なんと初夢[一富士二鷹三茄子]と荒木又右衛門が関係していた!!!、という講演でした。
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