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高校演劇ワークショップ

 鳥取県文化振興財団では、平成15年度から、高校演劇ワークショップを続けています。今年度も4月から5月にかけて県内三地区で、高校演劇ワークショップを開催し、合計112名の演劇部部員の皆さんにご参加いただきました。今年の参加者で目立ったことは、男子部員が増えていることでした。講師には昨年度に引き続き、東京演劇集団風の西垣耕造さんにお越しいただきました。ゲーム的な要素を取り入れ、相手と自分との距離や関係を確かめ合い、「お互いが認め合いながら何かを創る」という舞台で一番重要なことを楽しみながら体験できる内容でした。
 参加者の皆さんから、「台詞を言う人だけでなく、それを聞いて反応する人の演技も同じくらい大切だということが分かった」「台本通りにすることも大切だけど、それを考えすぎず楽しんでやれば、いきいきとした演技になる」「演劇ってワクワクするなと改めて思った!」「演劇にとって大切なことがわかったことと、今回の内容が普段の生活の上でのコミュニケーションにも活躍できる」などたくさんの感想をいただきました。
 今後も当財団では、高校演劇のレベルアップと若手の人材育成を目指し、いろいろなワークショップを開催していきたいと思います。


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