地下室戦線異状なしの巻

 私は、電気の責任者(電気主任技術者)として倉吉未来中心に勤務し、倉吉未来中心、二十世紀梨記念館、男女共同参画センターの保全業務を担当しています。電気室、空調機械室、給水ポンプ室、自家発電機室等は地階に整備されており、この場所(地階)こそが私の表舞台です。
 倉吉未来中心も開館以来9年が経過し、各設備とも経年劣化が進んでおり、毎日利用される多くの方に快適な環境で利用していただくために、欠かすことが出来ない業務に『毎日の点検』や『巡視業務』があります。
 点検は、工具や計測器等を使用しないで、人間の五感を使って行っています。(電圧・電流が規定値であるかどうかの確認)、(異常な音を発していないかどうかの確認)、(異様な臭を発生していないかどうかの確認)、(水溶液濃度が適正であるかどうかの確認)、(異常な発熱をしていないかどうかの確認)です。各設備とも異常が発見されなかったときは、ホッとします。
 1年を通じて一番イヤな季節は、冬期です。昔から怖いものの順番である地震、雷、火事、親父の2番目の雷が、冬期に多く発生し、落雷による停電が起こるからです。雷が発生している日にイベントが計画されている時は、天気予報を見たり聞いたりして、心の準備をしますが1日が非常に長く感じます。幸いにも私が勤務をしてからは、一度も長時間の停電はありません。
 最後に、倉吉未来中心では、休館日を利用しての専門業者による各設備の定期点検及び精密点検を実施し予防保全に努めていますので、安心してご利用ください。

倉吉未来中心  総務課施設管理担当 御船 美彦


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