鳥取県芸術家百華Vol.11

 今回は、3月6日(土)に倉吉未来中心で開催される
「Mecha しぶ ナイト 倶楽部 2010」の中心として企画の運営に当たっている、
竹田健一さんをご紹介します。
 自らも参加するバンドが、「第13回 NHK熱血オヤジバトル・中四国ブロック」にて優勝するなど“熱いオヤジ”の竹田さん。「Mecha しぶ」やバンド活動への思いを語っていただきました。

竹田健一氏
倉吉市在住。
「ESHICO」「bulldog」「カマタニバンド」「バーボン河合&JUKEBOX」「パンチョ&山白リバース」等、数々のバンドに参加し精力的な活動を続ける一方、鳥取音楽座の副代表(中部代表)として、県内アマチュア音楽シーンの活性化や後進の育成に当たっている。

“オヤジ流”バンド活動とは?

 中学2年からバンドを始めて、もうすぐ30年になります。
今も昔も、楽しんでやる!ということに変わりはありませんが、若い時は勢いが先行し、力が入りっぱなしでした。しかし、歳を重ね、さまざまな経験を重ねていくうちに、余分な力が抜けて、リラックスして楽しめるようになりました。
 ただ、ライブは本番だけではなく、準備から最後の片付け完了までを含みます。多くの人とコミュニケーションを取りながら進めるため、マナーや礼儀がとても大切です。こういったことを、少々口うるさがられても、若い世代に伝えて行くこと。これが自分たち“オヤジ”のやるべきことだと思っています。

「Mecha しぶ」の魅力は?

 この企画は、スタイルはライブハウスですが、実際の会場はホールなんです。ライブハウスのようでライブハウスでない。ライブハウス以上の迫力で、ステージ上も客席も一緒にさまざまなジャンルの音楽が楽しめるという、とても特別で贅沢な企画だと思っています。それと、今回で5回目ですが、この企画の凄いところは、反省や改善をしながら、マンネリ化することなく毎年進化していること。出演者も違えば、ジャンルも違いますので、回を重ねる毎に緊張感が増していっているように思います。全員が真剣に取り組んでいることをお客さんにも感じていただければ。

オヤジミュージシャンの皆さんへエールをお願いします

 とにかく続けましょう!自分自身、「なにがあってもずっと音楽を続ける!」と言い聞かせています。しばらく音楽から離れている人を見ると、何となく老けるのが早いような…ステージに立つということは、プロであろうがアマチュアであろうが、“人に見られる”ということなんですね。人に見られることで、緊張感も感じますし、楽しませよう!とかいろんな気持ちが湧いてきます。ただ、年齢のこともありますので(笑)、マイペースでボチボチでもいいんです。老けないためにも、一緒に頑張って続けて行きましょう!


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