鳥取県芸術家百華Vol.6

倉吉市在住。
昭和音楽大学専攻科首席修了。
修了時に学長賞受賞。
平成15年 鳥取県声楽オーディション審査員特別奨励賞受賞、
平成18年 第2回鳥取県声楽オーディション優秀賞受賞。

県内で、数々のオペラやコンサートで活躍し、
11/8ヤング・プロデューサーズ・シリーズ公演に
出演される佐々木まゆみさんに、お話を伺いました。

〜声楽を始めたきっかけ〜

 小学生の時からピアノを習っていましたが、声楽の道に行きたいと決めたのは、高校3年になる前の春休みの頃です。私は、「第九」でいつも感動するのですが、ソリストが大勢の合唱団をバックに歌う姿を見て、あのソリストの場所に立って歌ってみたいと思っていました。進路を悩んでいて、音大に行きたいことも両親に話しました。自分の周りに声楽で音大に行った人はいなかったのですが、ピアノの先生や高校の先生に相談して、進学を決めました。

〜佐々木さん自身の取組、活動〜

 4年間音楽大学で学んだのですが、私は声楽を志したのが遅かったので、もう少し勉強したいと思い、その後、専攻科に1年進みました。卒業後は倉吉に帰り、レッスンを受けながら歌の活動や合唱の指導もさせていただいています。施設や学校へも歌唱や指導に行ったり、また、聖歌隊や結婚式場でのソロ、カフェ・レストラン等でも歌わせていただいています。 自分自身、音楽で安らぐ事が多いので、自分の歌で、非日常の“癒しの空間”を、届けられたらと思います。

〜声楽・オペラの良さを伝えたい〜

 クラシック、オペラはかたいというイメージが強いのですが、まず聴いていただきたいです。オペラは恋愛ものが多く、実はこういう身近で面白いお話だと分かりやすく伝えたい。すごい声の出し方だなあ、また聴きたいなと思っていただきたいです。

〜ヤング・プロデューサーズ・シリーズ公演への出演にあたって〜

 門脇さんは中学の時の同級生ですが、音楽的なつながりは、今回の公演が初めてです。大学時代の活躍は聞いていて「すごいな」と思っていましたが、この度、門脇さんのプロデュースする公演に出演でき、「ありがとう!!」という気持ちです。


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