7
July
2009
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頑張って働く報酬として、見える報酬は「お金や地位」であり、見えない報酬は「自分の成長」と聞いたことがある。企業が取り組むCI(コーポレート・アイデンティティ)でも目にみえるものはマークやデザインであり、みえないものはその会社で働く誇りや自信である。私たちの周辺にある観光のマーケティング戦略の見本で画期的なものが「水木しげるロードと記念館の爆発的なヒット」である。目にみえなかった妖怪をみえるようにされた結果が現在を生んだと考える。 観光客がほとんどいなかった場所が日本の観光地のトップランナーになった見本が鳥取県の中に生まれた。今までみえなかったものの宝庫である山陰はこの精神的資産の「みえる化」がヒントだと考える。 |